先日の続きです。
オーストラリアで、ダイビングのインストラクターに
合格し、晴れて夫婦でインストラクターとなり、
僕の大好きなグアムへ飛んだのだった。
ポールさんも一緒によくバディーを組んで
ダイビングをガイドしていたスタッフにも久しぶりに会えたのだ。
ポールさんの第一声が、
『お帰り!!!』
だった。
ホントに、ニュージーランドでも何度か辛いことがあった時に、
ポールさんの事を思い出したかわからないぐらい、
逢いたかった。
そしてまた、以前住んでいたところにおじゃますることになり、
3か月弱だったが、インストラクターとして、ただ働きだったが、
より一層、スキルを磨き、楽しい日々を送ったのだった。
このときの、面白い話があり、皆さんにシェアします。
僕らが住んでいたところに
いつも僕とバディーを組んでいたジョンが車で、
僕だけダイビング後に家まで送ってくれて、
いざ、部屋に入ろうと思ったのだが、
僕は鍵をいつも持っておらず、
入ることができなかっのだ。
なので、強引に窓から腕を伸ばして、鍵を解除し、
中に入ったのだった。
10分ぐらい経ってからだった。
リビングで飲み物を飲んでいると、
急にドアが『バタン!!!!』と音が鳴るぐらい勢いよく開き、
その開いたドアをみると、
見知らぬ、帽子をかぶった男性2人が僕の方に銃口を向けて、
『フリーーーズ!!!!!!!!』
ぎょえぇ~~~~~~~~~~~~!!!!
殺される~~~!!!!!!!!!!!!!!
何がどうなってんの??????
僕は何も悪いことしてないよ~~~~~~~~!!!!
僕が拳銃で撃たれるようなことってなにかしたのか?????????????
ドアの前に立っている人は、警察官だった。
そう。近所の人が窓を開けて侵入したのを見ていたので、警察に通報したのだ!!
心臓が飛び出そうになったし、手が震え、
息もできないくらい怖かった。
まずは、警察は、
『外に出ろ!そして、うつ伏せになれ!!!』
と言い、そのとおりにした。
極めつけが、
『シャツも脱いで、下のパンツも脱げ!!!!』
言う通りにシャツも脱ぎ、下もスッポンポンになり、
うつ伏せになり、その間、ずーっと銃口を突き付けられ、
警察官たちは、いつでも撃てる準備ができており、
見るにもずさんな格好で、
僕は近所のさらし者になってしまったのだ。
すこしずつ、英語で話し、僕は観光しにきていて、
ここは友人の家です。というのだが、
なかなか信じてもらえず、家の裏には、
機関銃を持った警察1人、
ライフル銃をもった警察1人、
バズーカ砲をもった警察官1人
まぁ、ここまで厳重なんだなと。
その時は冷静ではなかったが、
今思えば笑い話だが、
その警察官の中に日本語が喋れる警察官もいて、
何度も観光で滞在していることを伝え、
パスポートを見てもらい、
僕が泥棒ではないことを
ようやく信じてもらい、
許してもらったのだった。
こんな経験はまず日本ではできないが、
いやぁ~。もう二度とこんな経験はしたくないので、
これからは、ちゃんと鍵で家を開けて、入ろうと思ったのだった。
後からこの話を彼女やポールさんや、スタッフに話をしたら、
かなり、笑われたが、思い出として、
今でも僕は一人で思い出して笑うことがある。。
でも今思うと、銃口を向けられ、
僕が不審な動きをしたのならば、
撃たれていただろう。
その時に不審な動きをしなかったので、
僕は今こうしてブログを書いているのだ
(^.^)
そして、いよいよ海外生活もピリオドを迎え、
グアム、ニュージーランド、オーストラリアでの思い出を胸に抱き、
日本へ帰国をするのだが、
日本ではいろんな問題やいろんなことが待っていたのだった。
~~~~~~~~~~つづく~~~~~~~~~~~
※この『パートナーシップ』のお話は、伊藤ヒロの実話を元に書いております。
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