先日の続きです。
母は、倒れた。
一目散に二人で病院に駆けつけたのだが、
父は母に会うことを許してくれなかったのだ。
何故、父は会うことを許してくれなかったのかと言うと、
僕たちが、父の思い通りに
僕が店の事に関して、
動いていないから。
勿論、店の事を二人で、一晩考えたこともあったし、
どうやって、商品を売るか?
良い商品を開発するか?
僕は一人の時よりも
二人の時の方が一生懸命に店の事を考えていった。
しかし、僕がすることなすことが、
父には受け入れられなかったのだ。
勿論人間にはたとえ親子であろうと、
夫婦であろうと、少しの考え方のズレはあるのだが、
父にはそれが許せなかったのだ。
「わしの言う事を言いていれば、絶対に大丈夫だ!」
と言い切るぐらい傲慢な父だった。
エニアグラムを学んでいる人にはわかるが、
どん真ん中のタイプ8だ。
なので、僕は僕なりの考えを持って、
これから経営に携わろうとしていたのだが、
父の言う通りにしなければ、
悪い言い方かもしれないが、
嫁いびりがはじめるのだ。
そんな中、母は胆嚢胆石で、胆嚢に108個の胆石が溜まり、
その胆石ごと、胆嚢を摘出する手術をすることになり、
母が今までしてきた
「おかみさん業」を
彼女がしなければならなくなってしまい、
関西の仕事に、行けなくなってしまい、
彼女は食事、買い物、洗濯、掃除、お店、経理、嫁、従業員の面倒、発注、
その他多数の仕事をこなしていかなくてはならなかった。
もちろん、僕もできるだけ彼女の仕事を手伝うように、
彼女が少しでも仕事が少なくなるように
努力をした。
彼女は20歳のころ、
両ひざを手術し、
長時間の立ち仕事はできないので、
なるべく足に負担がかからないように
頑張っていたが、頑張り屋さんなので、
限界を超えても、
みんなの前でニコニコと元気よく、仕事をこなしていた。
そんな中、父の圧力は半端なかった。
仕事が終われば、彼女は父の部屋に呼び出され、
説教がはじまり、夜遅くまで帳簿を書いたりしていた。
彼女は一生懸命になにごとも正面からやり、
まじめに物事をこなしていった。
しかし、結婚前の話とまったく違うことでもあり、
僕が結婚する条件と全然違っていたので、
この時期、何回も彼女は僕を責めることなく、
「もう無理かも」と。
僕の為にここまで心身共に自分を犠牲にし、
頑張ってくれて、感謝しかなかったが、
彼女をこのまま、店に縛り付けてしまうと、
本当に彼女が死んでしまいそうだった。
勿論僕には縛る事なんて思っていないし、
早く関西の仕事に復帰させたかった。
母も1ヶ月ほどで退院し、
少しずつ元の生活に戻りつつあった。
彼女は関西の仕事10%、
店の手伝い90%
当然、彼女は身も心も、ボロボロになっていった。
~~~~~~つづく~~~~~~~~
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