伊藤ヒロ 先日の続きです。
ハワイに到着し、
ホテルにチェックインし、
友達と旅の疲れを癒すようにくつろいだ。
でも早く彼女に会って、
東京の彼女にふられたことを
相談してほしくって、
連絡を待っていました。
当時はメールも、携帯電話もなかったので、
連絡すること自体が大変だった。
一応、ホテルに到着する時間だけは
彼女に伝えてあったので、
こちらからは彼女の居場所もわからないので、
連絡が来るまで待ってたが、
なかなか連絡が来なかったので、
ハワイの友達にも連絡を取って、
男3人でご飯を食べにに行った。
たわいもない話をし、その日は時差ボケもあり、
早めにホテルに帰って、休んだ。
次の日、やっと彼女からの連絡があり、
カフェで待ち合わせをし、
一緒に来た友達と3人で会うことができた。
この時も久々に会ったけど相変わらず
「マブイ！」と心の中で思っていた。
そして向こう、4日間の予定を確認して、
その日はだらだらと街を歩いたりした。
一緒に来た友達はどうやら僕が彼女に
気があることがバレていて
「もしなんだったら俺、どっかいくからな」
と言ってくれたのだ。
この友達は1年前まで、
ハワイに2年住んでいて、
ハワイを知り尽くしていて
ほかっといても
ハワイにたくさん友達がいるので、
安心だった。
なので、友達に
「どっか雰囲気のいい、レストランかバーってないかな？」
と聞いて、
アラモアナの高~いビルの最上階のレストランで
二人っきりで食事をすることになり、
メッチャおしゃれをして出かけた。
そのレストランは当時で言う、ディスコでもなく、
メッチャムードがある、レストランで、
踊ることもでき、チークタイムもありで、
景色も最高の景色で。
ムードも最高、景色も最高、その時ぼく、
25歳、彼女も25歳。
一番油の乗った時期で
こんなやばいシュツエ―ションで
勿論、僕がふられた話もし、
彼女の話も聞いたが、
しょせん男と女。
目の前に大好きであこがれだった
彼女がいることが夢のようで
その雰囲気に飲まれ初めてここハワイで
一気に恋に落ちてしまったのだ。
その時にチークダンスを踊り、
あの曲は一生忘れられない曲、
ボビーブラウンの「Roni」曲だった。
そして僕はハワイに彼女を残し、
日本へ帰った。
日本に帰ったら、
本気で彼女に付き合って欲しいと
言おう！と誓った。
しかし、現実はそんなに甘くなかった。
その時彼女は、すでに4~5人からプロポーズされていたのだ！
とりあえず、彼女が帰ってくるまで待つことにした。
～～～～つづく～～～～
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