先日の続きです。
ニュージーランド(NZ)のアパートで、
ふたりでケーキを作って
美味しいと言って食べてくれる人がいて、
本当に嬉しかった。
NZでは、
ワークングホリデーで3か月以上
同じところで働くことがNGだったが、
雇い主がOKであれば、もっと長く働くことも
可能だった。
3か月ほどたったある日、
ガラの悪い日本人のお客さんが
ラーメン屋にやって来て、
カウンターに座ったのだ。
嫌な予感・・・。
お客さん:「おう、醤油ラーメンひとつな!」
僕:「はい、ありがとうございます」
お客さん:「おまえか?日本のケーキ作れるの?」
僕は、どこからこの情報が、
ガラの悪いお客さんに
僕がケーキを作る事が伝わったのか?
不思議でしょうがなかった。
僕:「はい。作れます」
お客さんは小さな声で
「この名刺の電話番号に明日電話してくれるか?」
と言って、名刺をもらい、その名刺を見て見ると、
このガラの悪いお客さんは
5スターホテルの日本食レストランの料理長ではありませんか!!!!!!
びっくりもいいところで、
前回でも書いたが、
僕はこの5スターホテルの中の
ペストリー(デザート部門)で働きたかったのだ。
と同時に、このころ彼女は、
その5スターホテルの日本食でキャッシャー担当や、
バンケットなどの仕事をしていたのだ。
このお客さん(料理長)に彼女は、
僕がケーキを作るってことと、
ラーメン屋で働いている事を話をしていて、
たまたま、料理長がラーメンを食べにきた時に
僕が居たので、声をかけたらしいのだ。
これも運命の出会いだった。
後日、電話をかけると、
料理長:「おまえ、うちのホテルでケーキ作りたいんだよな?」
僕:「はい!作りたいです!」
料理長:「英語喋れるか?」
僕:「いいえ」「ちょっとしか喋れません」
料理長:「お前の奥さんから話を聞いてて、おまえたちをなんとかしてあげたいんだよ」
僕:「ありがとうございます!」
と、とんとん拍子にペストリーで働けることになればいいが、、
まずは英語が喋れない日本人が
すぐにペストリーに入れるわけがないので、
日本食の料理長のもとで、
しばらくお世話になることになり、
ラーメン屋は週1~2回にしてもらい、
とりあえず、ホテルの中の日本食で働き、
ペストリーに入れる時期を伺ったのだ。
日本食レストランでは、
マレーシア人の鉄板焼きシェフが5名、
中国人1名、日本人3名の厨房スタッフがいた。
僕の仕事は、魚を焼いたり、雑炊を作ったり、
漬物を作ったり、ほとんどが雑用だったが、
これも初めてやる事だったので、楽しかったのだ。
そして1か月間、日本食で働き、
ホテルの中で働いている人たちとも随分と
仲良くなったのだった。
そんなある日、
ドイツ人の総料理長が僕のもとへやってきたのだった。
~~~~~~~つづく~~~~~~~~~~~
※この『パートナーシップ』のお話は、伊藤ヒロの実話を元に書いております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
夏の酵素ジュース(梅)を仕込みを開始しました。
販売は、7月中旬になりそうです。
6/17 クリスタルボウルサウンドセラピー
申し込みは下記からお願いいたします。
https://www.reservestock.jp/page/event_series/13093
クリスタrボウル3個セット販売♪
☆.。.:*゜全ての人に感謝をこめて☆.。.:*・゜☆
ハートクリエイションイベント https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/4792