このカードではライオンが羊に仮装していますね。
「モコモコの毛がないと愛されないんだ」ってなもんでしょうか?
自分自身を取り戻しましょうというカードです。
羊の群れの中にライオンがいます。
このライオンは羊に育てられて、自分がライオンであることを知りません。
羊達に同調して、羊の皮を縛り付けられたまま暮らしています。
もしも、このライオンが自分は本当はライオンであることに気が付いたら
今まで共に暮らしてきた羊達と別れなければいけません。
群れを去り、自分の力だけで生きていく覚悟が必要です。
群れの中でやっていくのも、本当は大変だったりします。
羊達は引き換えに安全を得ているのかもしれません。
襲われた時に自分が助かる確率があがるでしょう。
しかし、ライオンはどうでしょう?
自分の身を守り、餌を屠る鋭い牙を持っています。
草原を走り、他の獣を狩る。
それがライオンの本性でしょう。
もしもあなたがライオンならどうしますか?
当たり障りなく、群れの中で暮らすのは安全で幸せでしょうか?
押し付けられた人格でいるのは楽なことでしょうか?
本当の自分の姿を発見して、群れを離れ
自由と責任を引き受けて生きることは辛く苦しい人生でしょうか?
このカードは社会に反逆しろと勧めているのではありません。
他人から押し付けられた人格を、いつの間にか自分の物だと思って暮らしていないか
よく確かめてみる必要があるよ。
条件に縛られて身動き取れなくなってるんじゃない?
その条件は絶対に守らないといけないもの?
よく確かめてみて。 と促しているのです。
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