内側に向かう  

瞑想する女性。周囲の空間では、様々な表情の顔が彼女に何か訴えています。
これは心の戯れです。
彼女はその戯れとは同化しませんが、止めるつもりもなく、
ただ、水面のさざ波を見つめるように見守っているのです。
腰から下の水のイメージ。それをただ見守っているのです。

 

「TURNING IN、内側に向かう」というタイトルのついたカードですが、
解説右ページの講話をよく読むと、内側に向かう努力をする必要なし!ということです。
左の解説にも「自分の心から離れて、自分の中の様々な感情を見つめる」ということが書いてあります。自分を観察してみなさいということのようです。
「内側に向かう」ではなく、「自分を観察する」「傍観者」などにしてもらいたいです。
このカードが出ると、僕はこの「TURNING IN」というタイトルで、ちょっと混乱します。

 

場合によっては、周囲の顔は自分の心を表さない時もあるかもしれません。
この顔達が他人の声であったとしても、彼女はそれらを水面のさざ波を見つめるように、
ショーを見るように、街中の喧騒の中でそこに参加せず、
ガラス越しに外を眺めるように、見つめているだけなのです。

 

瞑想状態なので、何かに対するYES/NOや「内なる声に従え」といった意味ではなく、
「選択しない」「ただ眺めている」というカードなのです。

 

このブログを始めて、月日が経ちました。
こうやって書くために解説を読み直して、
勘違いをしていたかも…とか、こういう見方もあったのかなという、
あらたな発見がありました。
何事もやってみるものですね。
当初はどういう風に進めればいいのか、自分ごときが偉そうな事を書いていいのか悩んでいました。しかし、続けるうちにカードからのメッセージを自分に向けて書くようになってきました。

 

このカードのように、自分の心を観察しながら、自分へ向けて書いているのです。
禅タロットは、自分の内側を見つめなおすためのカードです。
このブログで毎日自分へ語りかけているおかげで、
思考がシンプルになって、いろいろ吹っ切れてきましたよ(笑)

 

 

今後の予定です(^^)/

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この記事を書いた人

伊藤ヒロ

伊藤ヒロ

宇宙と繋がりながら奏でるクリスタルボウル奏者。
宇宙空間を創りだすハーモニーを創造し、次元上昇へのエネルギーを増幅させ、レゾナンスによるグラビトンを起こす。