木に直接触れて脈動を感じている尼さん。
実際に経験しないとわからないことってたくさんあります。
雑誌やテレビを見て「知った気になる」のと、
「足を運び、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じる」
のとでは体験として全く違いますよね。
経験してみよう。
行動を表す火のスートらしいカードです。
このカードの女性は、この樹と交換し、ほとんどひとつになっています。
樹は老木で、何度も困難な目にあってきました。
彼女は優しくふれ、うやまい、謙虚で、素朴です。
ケープの裏の白は彼女の純粋さを反映しています。
自然は声や音を発しません。
しかし、私達が正しいスピリットをもって近づくと、分かち合う多くの秘密があることがわかります。
樹木は『知られていない神』であるとOSHOは言っています。
自然の姿の中に、うつろう季節の中に、神が存在するということでしょうか。
日本人は樹木を神聖視して、昔から神として祀ってきました。
神社や街の中の大木や老木を大切にしています。
東北には一木造りという手法で作られた仏像が多く存在します。
一本の大木から仏像を掘り出すのです。
日本人の樹木信仰と仏教が一体となった姿です。
このカードを理解することは、日本人の私達には容易いでしょう。
樹木に話しかける心を忘れていなければ。
今日は謙虚に、純粋な気持ちで物事に対峙しましょう。
樹木に限らず、私達のまわりの「知られていない神」の存在を体験することができるかもしれません。
風がそよぐように、雨が降るように、季節が変わるように、なんでもない出来事の中の感謝すべきことに気が付けるでしょう。
その樹は老木で、何度も困難な目にあってきました。
彼女は優しく触れ、うやまい、ケープの裏の白は
彼女のハートの純粋さを反映しています。
彼女は謙虚で、素朴です。
それこそ、 自然に近づく正しい道なのです。