パートナーシップ18

先日の続きです。

彼女が出て行ってしまい、

途方に暮れ、

仕事も生きることも

何もかも、やっていることの

価値も意味も分からなくなってしまったのだ。

僕がこのころ考えていたのは、

彼女が大事か、店が大事か、親が大事か???

僕にとってどれも大事なことだったし、

決めるにも決定的なものもなかったが、

この先、もしこのまま生きていったとしても

彼女との結婚をず~っと罪悪感を持って生きていくのか?

それとも開き直って他の人と結婚して新たな人生を歩むか?

親の言うことを聞いて、いい子で生きていくのか?

そんなことを迷っていた時期でもあったのだ。

 

話はズレるかもしれないが、

僕には反抗期がなかったので、

殆ど親の事を聞いて育ってきたのだ。

それはなぜかというと、

親に反抗すると殴られたり、

陰湿なことをされたりするから。

 

母は、毎日忙しく、

そうでもなかったが、

父は、時あるごとに陰湿な人間だった。

例えば、日曜日に僕を尾行されたり、

僕の部屋を片っ端から調べて、

どこに何があるか、把握したり、

僕が思うには、息子の事を可愛さ余り、

陰湿なことをしていた。

結婚当初、違うマンションに住んでいて、

双眼鏡で、僕たちが何をしているかを除いていたり。

今でいう、監視カメラを覗くようなことが好きな人だった。

当然、そんなことをされていい感じはしないし、

それが分かっていたとしても僕が言えば、

暴力で押さえつけられるし、

言わない方が身の安全だったから、

僕は言わなかったのだ。

そんな父と僕は決別しようと思ったのだった。

 

そう、僕は店も親も捨て、僕は僕で生きていく。

そして、もう一度、彼女とやり直して

彼女との未来を共に築いていきたい。

そう、思ったのだった。

 

彼女と離れ離れとなってから、半年以上、

悩み、苦しみ、そして決行の時を待った。

決行の日は年末年始の忙しい時期を終えた、

1月10日に決行することにしたのだった。

忘れもしない、あの1月10日。

仕事を終えてから僕は親の部屋に行き、

「ちょっと話を聞いてほしいんだけど」と。

そして目の前に両親を座らせ、

僕は、震えながら、大声で

「俺はものじゃない!もう、今日から俺はこの店の後継ぎでもなんでもない!

もう、俺は限界だし、この店は父さんの物だから好きにすればいい!

俺はたった今、ここを出ていくからな!たっしゃでな!」

と震え、泣きながら、言葉を振り絞って言ったのだった。

そう親に言い残し、もう一生帰ってこないつもりで、

僕はついに家を飛び出したのだった。

~~~~~~~~~~つづく~~~~~~~~~

 



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

只今夏の酵素ジュース(梅)を仕込みを開始しました。

販売は、7月中旬になりそうです。

6/17 クリスタルボウルサウンドセラピー
申し込みは下記からお願いいたします。

https://www.reservestock.jp/page/event_series/13093

 

 

クリスタrボウル3個セット販売♪

☆.。.:*゜全ての人に感謝をこめて☆.。.:*・゜☆

ハートクリエイションイベント https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/4792

ハートクリエイションのHP  : http://www.life-sift.org/



最新イベント情報

伊藤ヒロ主催

ハートクリエイション合同会社の

イベント情報はこちらです。

この記事を書いた人

伊藤ヒロ

伊藤ヒロ

宇宙と繋がりながら奏でるクリスタルボウル奏者。
宇宙空間を創りだすハーモニーを創造し、次元上昇へのエネルギーを増幅させ、レゾナンスによるグラビトンを起こす。