先日の続きです。
病室は2人部屋で、僕は窓側だった。
時期は、GWを挟んだ時期だったので、
GWになると僕の周りの人は忙しいので、
逆に誰も見舞いには来なかった。
命に関わる状態でもないし、
病名を聞くと笑いが出るような病気だし、
なので、この期間、僕は一緒に入院していた人との
コミュニケーションが一番の楽しみだった。
そんなGWがすぎて2~3日経ったある日のことだった。
ノックをし、部屋の中に入ってきたのは、
な、なんと、僕の両親だった。
どこでどうやって、僕が入院してることがわかったのだろう。
目の前に居る父と母はもう5年ほど、全く逢うこともなく、
僕は絶対に逢わないと決めていた人だった。
父:「元気か?」
僕:「あぁ」
父:「辛かったな」
僕:「・・・・」
僕は何も言葉が出ず、ただただ、5年の溝を振り返っていた。
予告もせず、こんな姿を見せるのが情けなかったし、
本当なら、もっと元気な姿で一生懸命に頑張っている姿を
見てもらいたかった。
口数少なく、父も母もうっすらと涙を浮かべていた。
母:「元気そうで安心した」
僕:「元気だよ。色々と頑張っとるでね」
と、母とも少しだけの会話で終わり、
特に僕がどんな仕事をしているかとか、
父の店はどうなっているのかとか、
特に多くの話はしなかった。
ただただ、逢えたということだけ。
父と母はそれだけで満足して、
10分もしないうちに、
病室を後にしたのだった。
父:「じゃあな。頑張れよ」
僕:「あぁ。」
名古屋から岡山の津山というところまで、
4時間ぐらいはかかったと思う。
どんな想いで、僕に逢いに来たのだろと思うと
胸が痛んだ。
でも僕は家を出る時に、決意した、
「必ず何かをやり遂げて両親に逢う」
という事だけを胸に言い聞かせ、
復活をすることを自分自身に誓ったのだった。
そして、復活し、
またあのハードなスケジュールをこなしていったが、
会社の業績は益々悪化し、
ついに、首切りが始まったのだ。
次は僕かもしれない。。。
でも首切りは意外な人物が
一番最初に首を切られていったのだ。
その人物とは?
~~~~~~つづく~~~~~~~
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