「落ちると自分の存在がなくなってしまうのでは…」
と不安になるし、抵抗したくなりますよね。
でも逆で。
落ちた先にはもっと広い世界が待っているのです。
手放しのカードはそんなことを教えてくれています。
早朝の朝露を湛えた蓮の葉が描かれています。葉の下の水面に波紋が描かれています。
たった今、一滴のしずくが落ちたところです。
落ちたしずくは既に「しずく」ではありません。
大きく広い世界へ入って行きました。
何かが終わっています。
これまであなたが大切にしていたもの。あなたが誰なのかを確認するためにあったもの。
それらを手放す時です。悲しみを受け容れて、しがみつかず、去って行かせましょう。
手放す、こだわらない、去らせる、そんな感じですね。
例文を探すと「期待を捨てる」とか「緊張が消える」とか「諦めると」か、
精神的なこだわりを辞めるという意味で使うようです。
「もう束縛はやめる時です。だって、彼の心はここにはなくなってるのですから。
囚われてるのはあなただけなのよ。」
恋愛相談ならこんなんもアリかもしれませんね。
今日は何を手放す日でしょうね~。